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2011年8月 5日 (金)

岩手、再び・・・ボランティア報告

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8月1日・2日の両日、夏休みを兼ねて岩手・陸前高田市での復興ボランティアに参加しました。

4月に訪れた時には、見渡す限り瓦礫に覆われていた街も、少しずつ地べたが顔を出しています。

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個人でのボランティアは当日、直接VC(ボランティアセンター)に行き、そこで各種手続きを行います。

作業時間は基本的に9:00~15:00まで。

この日は曇り空、25℃を下回り、作業しやすい気温です。

団体出発の後、個人参加の作業分担が決められます。

様々な依頼の中から、挙手により希望の作業を決めます。

1日目は埼玉から来たという男性2名、岩手出身の男性1名と共に、津波被害による個人宅の納屋の片付けに行きました。

こちらのお宅は、海から8㌔も離れた山間部で、依頼主もまさか津波が来るとは思いもしなかったそうで、家の中で、あっという間に首まで泥水に浸かったそうです。

そして奇遇にも、現場で我々に指示をくれた依頼主の義妹さんは、この夜お世話になる、妻の友人・Tさんの、津波で亡くなられたご主人の、小学校時代の恩師なのだそうです。。。

各自、飲料水と昼食は用意して行くのが原則ですが、この日は依頼主宅でうどんをご馳走になりました。

VCでは、ボランティア先(個人宅)での写真撮影を強く禁止している訳ではありませんが、無断撮影は絶対に×です!

時間を少しオーバーしましたが、何とか片付けも終了。

最後に依頼主のご希望で、全員で記念撮影をしました。

その後VCに戻り、道具の返却と作業日報の作成。

この日で埼玉に帰るという二人に、温泉に案内して頂きました。

今朝会ったばかりなのに、早くも裸のお付き合い。

自分の夢を語ってくれました。

そして作業を終えた、宮崎県の高校生達(テニスのインターハイの帰りにボランティア活動の為岩手に立ち寄ったそうです)も続々入浴。

縦横に割れる腹筋が眩しく、「ボクも昔は・・・」と呟きながら退散。。。

2日目は港の瓦礫撤去に参加しました。

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海は、何も無かった様に穏やかです。

Dsc_0288

しかし、堤防を挟んだ陸地は未だこの有様。

この集落では初めてボランティアの手が入ったそうです。

10名での作業でしたが、あまりに範囲が広すぎて、一同呆然とした後、とりあえず出来る事から始めよう!と、ひたすら瓦礫の山を築きました。(後から重機で撤去するそうですが、その重機もいつ来るやら・・・という事です)

陸高VCで聞いたところ、この日だけで病院送りになった負傷者が4名(クギ踏みや転倒打撲など)、作業中に蜂に刺されるなどの軽症も数名とのこと。

ひとつ間違えば大きな事故に繋がります。

夏休みを利用して、被災地でのボランティア活動を予定している方も多いと思いますが、現場は、思った以上に過酷です。

力仕事や危険作業に不慣れな方は、遠慮なく軽作業に当たられる事をお勧めします。

TVではあまり報道されなくなりましたが、まだまだ復興には程遠い地域が山ほどあるそうです。

我が家も継続して、ボランティアに参加する予定です。

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コメント

こんにちは。
私も釜石で被災した友人から現地の状況を聞くのですが、復興とは程遠い様子を耳にします。
瓦礫の処分や仮設住宅などのインフラは目に見えるとはいえ、遠く離れた我々には解からない現実があるようです。
自殺者がじわりと増えている事、被害に遭いながらも商売を再開できた人と、一切の財産を失って日がな途方に暮れている人。
またそれら被災者同士の間で、理不尽な”格差”が生まれている事…。

最近の報道は何やら前進基調のものばかりで、うっかりすると既に過去の出来事のようにさえ感じてしまいます。
以前にも申しましたが、大切なのは「考え思い続けること」であって、決して忘れないようにいる事です。
前出の釜石の友人にも言われましたが、「一旦受け止めて、そこからだ」と。

こんな事実に触れていると、些細な日常でも考えさせられてしまいます…。

投稿: 保すずき | 2011年8月 6日 (土) 13時23分

お互いつらいね
本当にいやになっちゃう(>_<)
歳はとりたくないね…

ボランティアお疲れ様でした。
いつも体当たりな行動力。脱帽…

投稿: H&T・M | 2011年8月10日 (水) 21時42分

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