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2011年4月

2011年4月29日 (金)

現実

重い・想いを載せ、4月27日深夜、岩手・陸前高田に向かいました。

「一関IC」を降り、高田に向う道中、目に映る風景はあまりに普通で・・・

TVで見ていた「被災地」とのギャップに拍子抜けの感もありました。

目的地まで数キロ、山道を下ると突然現れた光景。

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同上の妻とも言葉を失くし、一瞬にして夢の世界に紛れ込んでしまった感じです。

数分後、目的地である市内の避難所に到着。

妻の友人・Hさんは仕事の為外出中なので、暫く待っている間、避難所周辺を恐る恐る歩いてみました。

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2011_0428hibi0030 廃墟の中に咲く満開の桜が、より一層感覚を麻痺させます。

その後、仕事を終え戻ったHさんと、学校から戻った子供達と無事会えました。

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多くの方からお預かりした支援物資を避難所の方々にお渡しすると、本当に喜んで下さいました。

皆が事前に、きちんと仕分けして持ってきてくれたお陰で、重複する物資などはすぐに他の施設へお分けする事が出来ました。

これは、縦割り行政では絶対に不可能な横の繋がり作業です。

夕方、学校の先生の家庭(避難所)訪問があるということでその間、更に市内へと行ってみました。

2011_0428hibi0042 高台から見渡す限りの瓦礫の海。

2011_0428hibi0044 海に見えるここが、高田で一番の繁華街だったそうです・・・

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Hさんから、「是非見てきて」と教えられた、津波にも負けなかった『一本松』

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避難所の子供達はとにかく元気!

電気もまだないから、そこにはDSもPSPもなく、中学生から3歳児まで一緒になって缶ケリしたりキャッチボールしたり。。。

突然現れたオッサンも快く仲間に入れてくれて、ついつい童心に返って大ハシャギ。

調子に乗ったオッサンは、子供の投げた球を本気で打ち返し、大切なカラーバットをへし折り大ヒンシュクsweat01(きちんと直しましたよ・・・)

最後はみんなでグランドでお茶を飲み、お菓子を食べ、再会を誓い、泣き笑いで避難所を後にしました。

見えなくなるまで、ずっとずっと手を振ってくれていた子供達。

津波で家を、家族を亡くした子供達。

大人だって同じ。

みんな辛いに決まってる!

でも誰もが笑顔、笑顔で受け入れてくれました。

今回のボク達の行動は、行政や自治体の動きは全く無視しての超個人的な行動です。

一つ間違えば現地の方々に迷惑を掛けてしまうかも知れません。

咎められても仕方のない事だと思います。

だから、皆さんにも同じ様にして欲しいとは言いません。

でも、感じた事だけ記しておきます。

      ・トンチンカンな自粛ムードは無益です!

      ・謂れなき誹謗・中傷・哀れみも無用です!!

      ・支援・救援・義援は一過性のイベントじゃない!!!

復興には相当な時間が掛かるでしょう。

今出来ること、この先必要なこと、一人一人が「生きること」を真剣に考え、決して「対岸の火事」で終らせないことが大事だと思います。

最後に今回の「超個人的支援」に賛同してくれた仲間を紹介します。

○習志野看護学校・38回生有志の皆さん、嶋村さん、imaちゃん、島田さん、noonさん、nuanさん、sora vegetableさん、coudre45さん、和miさん、so-yaちゃん、りえちゃん、あいこさん、カヅ子さん、白い牛のパンさん、みっちゃん、その他多くの方の”想い”を頂きました。

本当に、ご協力ありがとうございました。

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2011年4月25日 (月)

岩手へ。

一体何を、どの様に心配すれば良いのか・・・

正直、そこから解らないので明日、未だ陸前高田の避難所で暮らす友人に会いに行く事にしました。

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超個人的な被災地訪問にも関わらず、友人・知人・お客様達が届けてくれた救援物資。

大切な、大切な皆さんの思い、友人や避難所の方々に責任持って手渡して来ます。

はっきり言って今は、それほど深く考えてはおりません。

後先も考えておりません。

あの日何が起きたのか、これからどうすれば良いのか。。。

行ってから、自分のココロと脳ミソで考えたいと思います。

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2011年4月20日 (水)

珍客

夕刻、インターホンが鳴り応答すると

「早く出て来て!!」

と、お隣の小学生・ユイちゃんの叫び声・・・

さては変質者かッ!と、慌てて玄関を開けると、真っ黒で大きなかたまりがユイちゃんにアタック・・・

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聞けば、ユイちゃんの通学路の途中に針金で繋がれていた迷い犬らしく、ユイちゃんは咄嗟に、「このままでは処分されてしまう・・・」と思い、自分の1.5倍はあろうその犬に引っ張られながら、我が家へと連れて来たそうです。

前日、よかったが夢に出て来たので、「・・・こういう事か。」と思いながらも、そのハシャギっぷりに唖然・・・

首輪も付いてて、千切れたリードを引きずっているところを見ると、飼われて居た事は確か。

でも、久し振りの暴れん坊将軍(♀)です。

ラブと何かのミックスらしく、人間に対する警戒心の微塵もなく、誰にでも腹を見せ、飲んで食べての一人(匹)大宴会。

・・・よかったって、大人しかったんだなぁ、、、

夜になってしまったので、とりあえず一晩、我が家で預かる事にしました。

早朝散歩に連れ出し、よかったと歩いた道で一瞬「飼ってもいいかな・・・」

なんて思いも正直横切りましたが、心の中で首を大きく横に振りました。。。

その後保健所に連絡。   未だ届出は無いそうです。

午後には係員の方がお迎えに来てくれました。

手際よくケージに入れられた奴さん。

車のハッチに手を掛けた時、我慢していた言葉がポロリ・・・

「さ、最悪の事態(殺処分)の場合は、ウチで飼いますゥーッ!!」

植木鉢は薙ぎ倒され、玄関は泥だらけ。

それでも、出会った縁は偶然ではない気がして・・・

甘い考えですかね~。

最後に係員さんから、「こういう子は、意外と引く手数多なんですよ~」と。

ちょっぴり安心。

複雑な気持ちながら、やっぱり「飼い主さん、見つかりましたよ~!」の連絡を待ち侘びます。

お心当たりの方、或いは里親希望の方はコチラを御覧下さい。

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2011年4月12日 (火)

この1ヶ月

大地が、人が、心が揺れて1ヶ月。

長いようで短いようで・・・

震災直後の現場、前橋市・ I 様邸の壁面収納。

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gasstation燃料節約の為、二日目は道具を担ぎ、往復40Kmを自転車で移動。

まだまだ、若いもんには負けてられんよ。。。

昨年暮れから取り掛かっている、東京都清瀬市・S様邸のキッチン造作と家具製作。

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一段落したところで、4月初めにご新築祝いにご招待頂ました。

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高気密・高断熱・オール電化住宅ならではの停電の心配が話題に・・・

計画停電や物資不足などで、一時は工事延期も考えた東京都葛飾区・「白い牛」のパン屋さん造作工事。

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内装工事のエキスパート、みっちゃんのチカラも借りてスタート。

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4月11日、工事完了。

どの現場も、いろんな意味で感慨深い現場となりました。

どの施主さまもボクの至らなさを責めること無く、温かいお言葉を頂きました。

どの造作や家具たちも、末永く皆様と共に在り続けることを願って止みません。

命の尊さ、儚さ、優しさ、強さ、脆さ・・・

思い知らされた1ヶ月。

そんな中、不安や迷いを一掃してくれる言葉。

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こちらこそ、ありがとう。。。

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2011年4月 2日 (土)

やれること

岩手に住む、妻の友人からようやくメールが届いたとの知らせあり。

未だ、ご主人の安否は確認出来ず。。。

5月には、医療・看護スタッフとして被災地へ赴く妻。

ボクの周りでも、被災者の方々に手を差し伸べようと、アクションを起こした方が大勢います。

尊敬と共に、出来る限りご協力させて頂きます。

若いプロゴルファーが発表した、賞金を寄付する事について、

「派手すぎる。」  「売名行為だ!」 などなど、驚くべき批判の数々。

そう言い放ったコメンテーターは「ボクは自分で貯めたお金を、芸名を隠して寄付しましたよ!」 と、全国放送で・・・

出来る人が、出来る事を、継続してやる。

それに対しての批判など、何もやらない人よりタチが悪い。

ボクに出来る事は何か?

今、東京・葛飾に、小さなパン屋さんを造っています。

1年前から打ち合わせを重ね、いよいよ工事開始! の直前の震災。

元々フェアトレード商品や、生産者から直接仕入れの有機野菜など、根拠のあるモノを販売する施主は当然、震災に心を痛め、工事延期も話し合いましたが、

「今出来ることをしましょう。」

その一言で、工事は始まりました。

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お店を運営する3人・・・娘。

彼女達のやり方で、人々に元気と笑顔をプレゼントしてくれます。

ボクに出来ること、それは創ること。

誰かの夢をカタチにすること。

被災地に、被災者の方々に思いを馳せる。

でも、元気な人が一緒に盛り下がるのは違う気がする。

まずは足元を踏み締め、自分に笑顔、隣人に笑顔。

広がって、北の地に笑顔が戻ることを願って。。。

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